前立腺肥大奮闘記 

【前立腺肥大奮闘記】その2

著者 のだ けんご

2009年2月起草


 相変わらず、トイレは近い、十分間隔で尿意を催すが出るは僅か・・・・・・・ッ!!! しかし 道中はバスの中・・・・

 ・・・・・・・・・・・
“窮地の一策ッ!”




 ホテルにてビニール袋を何枚も調達、簡易トイレに役立てる。我ながら機転が利く!!
 バスの席は十分に余裕があり、隣の列の額縁製作会社のN社長には事前に了解を得,バスの中は何とか対処。
・・・・しかしチョロチョロ排尿の為 腹は大きく成るばかり・・・。





話は変わるが
 
深河は中国の経済特区でもあり、街中の活気が凄い。深河の街に入るには中国人も身分証の提示が必要。日本人の我々は当然パスポートの検閲がある。
 
若い軍人の兄ちゃんがバスに乗り込み威張りくさり検閲して回る。



 深
河の人口は千二百万人、日本人の知る中国の都市は北京、上海、瀋陽、杭州、無錫、等々何処も一千万人前後なので人口の多さには驚かないが、驚くべきは、ガイドの案内で平均年齢二十七〜八歳だと聞かされて見渡すとおっちゃん。おばちゃんが少ない事に気がついた。



そして中国とは、呆れた国である。
 堂々と時計、バッグ、財布等の偽ブランド工場が在り、問屋、小売の商店が立ち並ぶ。
 聞くところによると公安は一日一回は取り締まりをしている模様だが、やはり役人天国で“袖の下”がまかり通る国である。




 同行のE氏は時計が欲しいとのことで。
 時計を物色、一流ブランドのコピー商品、 見た目には素人では判別し難い!・・・・・ただいつまで動くかは判らない。
 男女ペア二本が日本円八千円で売ると言っている、E氏は安いから買うと言う。

そこで私の出番ッ!!!!

いざ交渉
 売り手は即座に“三千円”安くすると言ってきた!!
 私は“三千円”を出し『謝謝』と言ったら、『違う“五千円”だ!後“二千円”足りない』と催促してくる。

 計算は出来る!!!
 
ここが肝心、『それでは不要(ぶよう)』と言って金を引っ込める・・・・・・・・・・・・・・・と3分もしないうちに、“3千円”で売ると近寄ってくる。

 旅行社の連れて行くお店は“半値”になったら、
中国の世間相場
 そこから値引いて初めて安かった、の世界です 。








私も面白い物を買ってきた!!

 
日本では最近お目にかからない、バーバリー柄が中央に入っている革ベルトである。
 
作りは確りしているし、バックルも良い、人民元で三十元(五百円位)払った。
 ・・・・・随分まえにハワイホノルル空港の売店で一万二千円も出した記憶がある。

 


 しかもこれが面白い!!!ベルトの先端を見ると・・・一見dunhill(ダンヒル)とある、良く見ると・・・・・・・・・
“danbell
(ダンベル)となっている。
 

 店主曰く
『コレは、コピー商品では無い。
   我社のオリジナルブランドだ。』

 笑わせてくれるが、皆で納得。
 
経営者ばかりでの旅行なので、店主の言葉からも“ビジネスチャンス”を、獲得する者が出現するかも。(いないと思うが・・)


 
それと大枚“千五百円”出してジーンズを買った!
 今流行のヴィンテージ物のほつれ破れたジーンズで、家に帰り息子に聞いたら『日本では“二万円”以上はしとるバイ!』とのこと。

 どっちにしても
偽物よ。


 中国での買い物は、
凄く面白い。



 
旅行後半は・・・・・・・・・・・体調も悪く・・・・土産物を・・・見る気も・・・・・・・買う気も・・・・・起きない。


話は横道に入ってしまったが・・・・・・・・次回3号に続く。






【1963年  のだ けんご19歳】


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